大阪 阪南市 環境問題研究会

阪南市の環境について

今年も野焼きのシーズンイン

秋風が気持ちのよい季節になってきました。

前回の記事から1年経過しましたが、阪南市の野焼きが少なくなったからではありません、一年中あちらこちらの畑で刈草や作物残渣、農業資材と思われる焼却は行われています、明らかに石油由来の物を燃やしている臭いもしています、行政からの市民への啓発は一切行われないままです。

市議会では移住促進の為に他市の例を取り上げて人口を増やそうとしていますが、子育て世代への補助金等での経済的な支援だけでは財政が豊かな自治体との差別化は難しいし、財政状況が悪い阪南市で継続的に支援していけるか甚だ疑問です、直近2年では、毎年1000人規模で人口が減少しています。(現在約53000人)

移住のニーズはどこにあるのか、そういう事の議論はされていませんし、今の市長からもどのような街にして行くのかもみえてきません。

野焼きは公害ですし、田畑の近くに住宅地が点在しているような町での農薬使用の制限や有機農業への転換へ促進する政策で、市内で手軽に安全な作物が買えて、学校給食などへ積極的に使用するなどすれば、経済的な支援をしなくても移住の選択肢になるはずです。

 

真の意味での環境改善無くして、移住や永住の選択肢にはならない事を認識すべきです。